園について

園長挨拶
「幸せな大人になるために、
人生の根幹を磐石に」
産まれてからの6年間は、その先の長い人生を歩んでいくための重要な時期です。
子どもは周りの環境から五感で吸収し、活動や体験に集中してとり組み、達成感や成就感を得て、自信をつけていきます。そのプロセスを繰り返すことにより、問題解決力や自主性、意欲など心も豊かに育ちます。
教材を自由に選択し、集中してとり組むことによって個が確立しブレない自分を培います。
経験豊かなスタッフは、子どもの個人差を尊重し、一人ひとりを細やかに丁寧に援助する日々を送っております。
日々の生活の中で様々な力がつき、成長していくことが子ども自身が一番うれしいことです。
スタッフの資格等
- モンテッソーリ教育総合研究所 教師養成3〜5才コース研究員 元実践講師
- モンテッソーリ教育総合研究所 教師養成0〜3才コース研究員 元実践講師
- モンテッソーリ教育実践センター 元講師
- AMI認知症プログラム ディプロマ取得
- 保育士資格、幼稚園教諭免許、小学校教諭免許
- 家庭教育アドバイザー
- モンテッソーリ教育 発達支援士初級ディプロマ取得
当園の特徴
一人ひとりを大切にした個人差教育
一人ひとりの興味や関心のある教具・教材を、極細かなステップを踏んだ環境の中に設置してあります。
子どもは、やってみたいものを自ら選んで、自由に活動し、うちこみます。個別活動を重要視しています。
モンテッソーリ教育とは?
時代や文化の違いを超えて
世界中で支持され続ける教育法
イタリアの医師であり教育者であるマリア・モンテッソーリが生理学的な根拠に基づいて創案した教育法です。子どもの発達をとことん見つめ、子どもの自主性を信じ、伸ばしていきます。
自分のやりたいことを、やりたいだけやれると、とても満足します。
このステップを踏むことによって満足感・達成感をもち、もっとやってみようという意欲や自信をもつ子に育ちます。このくり返しが、人格を形成することなのです。

日常生活の練習
体全体を動かし、バランスのとれた大きな動きの活動である粗大運動。(巧技台、とび箱、マット運動、鉄棒、なわとびなど)
手先、指先を自在に動かす多彩な活動である微細運動。(縫う、結ぶ、切る、貼る、染めるなど)
自ら選択した数々の用具を繰り返し使い取り組むことにより、意思通りに動く体になっていきます。

感覚教育
モンテッソーリ教育のメインである感覚教具は全21種類。基本操作のみならず、バリエーション活動をすることにより、感覚を洗練させ、ちょっとの違いに気づき、知性の萌芽の手助けとなっています。物事の同一性、順序性、類似性など考える力を育む源が感覚教育を通して培われていきます。

言語教育
日常生活の練習で自在に手が動くようになり、感覚教具でちょっとの違いに気がつくようになったら、「書く」作業は、単に文字を再生する作業なので、困難なことではありません。
「読む」ことは、単に文字を音声に出すことではなく、書かれている内容や意味を理解することと位置付けられています。
言語の四大要素「聞く」「話す」「書く」「読む」をスモールステップを踏みながら数多くの教具に触れていきます。

算数教育
人は生まれながら算数的能力を育てる力を持って生まれてきていると言われます。感覚教具で三つの操作方法(同一を見つける、段階づける、類別する)を経験した子は、スムーズに数量概念を形成していきます。論理的に思考すること、十進法など活動を重ねることで身につくことはとても多いです。

文化教育
生物、宇宙、地理、人体、歴史、天体、地理など、前述の四教育にあてはまらない分野が文化教育です。全体から部分へと分析していく活動が多く、探求するおもしろさを味わいます。グループ活動を通して、社会性が育つ機会です。
疑問なこと、調べたいことにたっぷり時間をかけて納得いくまで取り組めます。モンテッソーリ博士はこの教育の実践を通して、世界平和を強く願っていたと言われています。